MEARCH

街と人をつなぐ

IKENOUE / 池ノ上

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デザインユニット「PORT」が
展開するショップ&ギャラリー
扱うのは、自分たちで企画した文房具類や、親交のある作家やアーティスト達の作品。焼き物や服飾雑貨など、ジャンルレスにセンスの良いものが揃う。

かなり年季の入った見た目の雑居ビル。どこか気になる佇まいではあるものの、少し入りにくい雰囲気。そんなビルの一角に、アトリエ兼ショップ・ギャラリーの『FORT by PORT』が入居しているという話を聞き、お邪魔してみる事に。中に入ってみると、カジュアルな装いの男性二人がMACの前で何か作業中。大竹雅俊さんと、大竹雄亮さんのご兄弟だ。

このお二人、普段は紙とWEBのデザインチーム『PORT』として活動するユニット。土日には『FORT by PORT』として、ショップをオープンさせている。扱うのは、自分たちで企画した文房具類や、親交のある作家やアーティスト達の作品。焼き物や服飾雑貨など、ジャンルレスにセンスの良いものが揃う。

なかでも気になるのはオリジナルの文具類。ツイッターの文字数にヒントを得て、縦7文字で20行、140文字の原稿用紙を開発した。雅俊さんいわく「俳句からツイッターまで対応」とのこと。デジタルからアナログの世界に発想を広げている。

「デジタルだと、深く考えずに思いをポンと表現してしまいがち。それで時に炎上したりとか(苦笑)。紙に書く事で『考える』時間が生まれて、それも面白いんじゃないかと」と雅俊さん。その原稿用紙のアイデアから派生して、つぶやきを下書きから推敲した状態(つまり、思考の過程が表現されている)で郵送できるポストカードや、絵日記風のノートなど、さまざまにアイデアを広げている。

『PORT』の原稿用紙は、いずれも活版印刷で刷られている。凹凸感やかすれた感じ、一枚一枚の印刷のムラなども、味わいとして楽しんでほしいそう。確かに、現在主流であるオフセット印刷のフラットでキレイな印象とは異なる、手仕事の趣きがある。

雅俊さんは人とのつながりを大切にする人だ。実際、扱っている商品はほとんど、雅俊さんの友人だったり、イベントなどで気になって声を掛けたクリエイターの作品だったりする。ひときわ目を惹く焼き物類は、雅俊さんと雄亮さんの出身地である茨城県の笠間焼。二人のお話からは、作家やアーティストとのコミュニケーションを楽しんでいる様子が、そこかしこに感じられた。

『FORT by PORT』が標榜するコンセプトは「作家制手工業」。一点ものと量産品の間で、作家性を感じさせるもの…という感覚だ。作家の個性を主張しすぎず生活の中に溶け込む雰囲気で、程良い存在感がある。

アトリエ兼ショップでは、ギャラリーとしての作品の展示や、ワークショップなども随時開催する。ものづくりが好きな人、興味がある人はいつでも歓迎、と雅俊さん。自由な発想と手仕事の暖かみを大切にしつつ、アーティストたちの輪がさらに広がりそうな気配だ。<TOMO>

 

FORT by PORT

東京都世田谷区代沢2-36-26

小坂ビル207

営業時間 12:00 ~ 20:00(土日のみオープン)

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かなり年季の入った見た目の雑居ビル。どこか気になる佇まいではあるものの、少し入りにくい雰囲気。そんなビルの一角に、アトリエ兼ショップ・ギャラリーの『FORT by PORT』が入居しているという話を聞き、お邪魔してみる事に。中に入ってみると、カジュアルな装いの男性二人がMACの前で何か作業中。大竹雅俊さんと、大竹雄亮さんのご兄弟だ。

このお二人、普段は紙とWEBのデザインチーム『PORT』として活動するユニット。土日には『FORT by PORT』として、ショップをオープンさせている。扱うのは、自分たちで企画した文房具類や、親交のある作家やアーティスト達の作品。焼き物や服飾雑貨など、ジャンルレスにセンスの良いものが揃う。

なかでも気になるのはオリジナルの文具類。ツイッターの文字数にヒントを得て、縦7文字で20行、140文字の原稿用紙を開発した。雅俊さんいわく「俳句からツイッターまで対応」とのこと。デジタルからアナログの世界に発想を広げている。

「デジタルだと、深く考えずに思いをポンと表現してしまいがち。それで時に炎上したりとか(苦笑)。紙に書く事で『考える』時間が生まれて、それも面白いんじゃないかと」と雅俊さん。その原稿用紙のアイデアから派生して、つぶやきを下書きから推敲した状態(つまり、思考の過程が表現されている)で郵送できるポストカードや、絵日記風のノートなど、さまざまにアイデアを広げている。

『PORT』の原稿用紙は、いずれも活版印刷で刷られている。凹凸感やかすれた感じ、一枚一枚の印刷のムラなども、味わいとして楽しんでほしいそう。確かに、現在主流であるオフセット印刷のフラットでキレイな印象とは異なる、手仕事の趣きがある。

雅俊さんは人とのつながりを大切にする人だ。実際、扱っている商品はほとんど、雅俊さんの友人だったり、イベントなどで気になって声を掛けたクリエイターの作品だったりする。ひときわ目を惹く焼き物類は、雅俊さんと雄亮さんの出身地である茨城県の笠間焼。二人のお話からは、作家やアーティストとのコミュニケーションを楽しんでいる様子が、そこかしこに感じられた。

『FORT by PORT』が標榜するコンセプトは「作家制手工業」。一点ものと量産品の間で、作家性を感じさせるもの…という感覚だ。作家の個性を主張しすぎず生活の中に溶け込む雰囲気で、程良い存在感がある。

アトリエ兼ショップでは、ギャラリーとしての作品の展示や、ワークショップなども随時開催する。ものづくりが好きな人、興味がある人はいつでも歓迎、と雅俊さん。自由な発想と手仕事の暖かみを大切にしつつ、アーティストたちの輪がさらに広がりそうな気配だ。<TOMO>

 

FORT by PORT

東京都世田谷区代沢2-36-26

小坂ビル207

営業時間 12:00 ~ 20:00(土日のみオープン)